心療内科とカウンセリング、どちらを選ぶ?

 

 

「心がずっと重たい」「ウツウツとしている」「私の心、病んでいるのかな」、または、内科では異常がないのに辛い症状(頭痛、吐き気、めまい等)が出ている時、心療内科に行けばいいの?カウンセリングをお願いしたらいいの? どちらに行けばよいのか迷ってしまいますよね。

 

どちらが良いかというお話の前に、まずは心療内科とカウンセリングの違いについてお話しましょう。

 

 

【心療内科】

 心療内科は、医師があなたの心の問題を診察し、抗うつ薬や抗不安薬などの薬物療法で症状の改善を目指すところ。

 

薬物療法は、症状を早く改善することができるけれど、例えば心の重たさや、ウツウツとした状態、頭痛・吐き気・めまいなどの身体症状が発生するに至っている原因まではやらない・・・

 

例えば、うつ病の症状を薬物療法で改善しても、うつ病の原因になったストレスや対人関係の耐性を持たなければ、また同じ症状が出てしまうことがありますね。

 

 一方で薬の依存性や後遺症を心配される方もいらっしゃいます。

 

 

 

カウンセリング】

 カウンセリングは、あなたの心の悩みをじっくりと聴き、感情を理解し、心の重たさや、ウツウツした状態を引き起こしているストレスや対人関係の原因を探り、問題解決の道を一緒に探っていくところ。

 

そして心の悩みの根本原因を探り、それに基づいて解決策を見つけることを目的としています。

 

 

じっくりと向き合っていく分、薬の即効性に比べて、少し時間を要することもありますが、依存性や後遺症の心配もない上に、根本原因をみつけて解決に導くよう助けていくため、再発のリスクを極力無くし、心の健康を長期的に維持することにつながるのです。

 

うつ状態や不安障害だけでなく、人間関係や仕事、人生の悩みにも寄り添います。

 

 

 

 どちらを選ぶか?

 

どちらを選ぶかは、あなたの症状の重さや、何を求めているかによります。

 

例えば、うつ病や不安障害などの精神疾患で、仕事や家事などの日常生活にかなりの支障が出ている場合、心療内科で早急に症状を改善させることが適しているかもしれません。

 

「カウンセリングで心の整理をしたい」または「根本的な原因を解決したい」あるいは、「薬物の副作用が気になる」のなら、カウンセリングが効果的かもしれません。

 

 はぴあでは、表面的な問題ではなく、心の深海に潜んでいる本当の原因に直接アプローチします。

というのも、なかなか解消されない生きづらさや人間関係の悩みの本当の原因は、心の深い領域…まるで深海のような場所にあるからです。そうやって心の深海に潜んでいる本当の原因に直接アプローチすることにより、悩みの根本からの解決と再発防止を目指します。